■プロフィール

あてるい♪

Author:あてるい♪
ボレ鯖を所狭しと駆け回る、クォワディス商会はアテルイです♪
(絵はリリべるさんより頂き物♪)

■最新記事
■最新コメント
■カテゴリ
■FC2カウンター

■お約束

(C)2005-2009 KOEI Co., Ltd. All rights reserved. このホームページに掲載している『大航海時代 Online』の画像は、『大航海時代 Online』公式サイトにおいて使用許諾が明示されているもの、もしくは『大航海時代 Online』の有効なアカウントをお持ちのユーザーのみに株式会社コーエーが使用許諾を行ったものです。

■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
安土在住1日目
眠い目を擦りながら起き上がる。

昨晩は城の空いている部屋で寝たものの、夜中でも探索者がダンジョンに潜るため、
その足音が響くたびに敵襲かと目を覚ましたせいで、明らかに寝不足である。

さすがに毎日この状態だと、ダンジョンに潜るどころの話ではないので、
今日は気持ちよく寝れる場所を探すことから始めよう。

「船長、おはようございます。」

隣の部屋で寝ていたダヴィデとドゥアルテも同じ状況であったようで、
目の下にはくっきりとクマができている。

・・・鏡を見るのがちょっと怖い。



「今日はまず、住めるような家を探しましょう。」

広げた保存食を食べながら提案する。

「船長、本当にここに住むつもりですか?」

眉をしかめてドゥアルテは言う。
自分から提案したダヴィデはさすがに口には出さないが、その表情から不満は見て取れる。

「もともと人が住んでいた所、それに住めば都って言うじゃない?
 一日目から諦めるなんて早すぎるでしょ。
 まずはこのお城の少し下にある建物を見てみましょう。
 ・・・なんか文句ある?」

「も、もちろんありません!」
「了解しました!」

二人の態度に、最後はドスのきいた声で睨みをきかせたが、
その返事でニコッと笑いかけ、

「じゃぁ、早速出発しましょう♪」

食事を片付けると荷物をまとめるために、仮の寝室へと戻っていった。

「「・・・トホホ~」」



天守閣から下を眺めたとき、大手門に至る階段の途中、いわゆる二の丸と思われるあたりに
いくつか建物が残っているのが見えたので、まずそこから探索することにする。

階段を降り、右手にある門を少し強く押してみる。
どうやら裏側から閂がはめ込まれているようだが、閂が腐っているようで、
押すたびに微かにミシミシという音が聞こえる。

「サンソン、ハンソン、やっておしまい!」
「いや、誰ですか、それ」

ツッコミを無視して二人を門に体当たりさせる。
何度か繰り返すと閂が割れた音とともに、門が少し開いた。
どうやら蝶番が錆びてしまっているようで、大きくは開かないが、
人一人くらい通れる道は確保できた。

中に入ると、大きな建物が3~4棟見える。
王の家族か、その有力な家臣の住まいだったのであろう。
白い壁は朽ち、扉は外れ、中は荒れ放題となっているが、
修繕すればまあ何とか住める? といったところか。

「何とかなりそうね。この畳敷きの部屋は、私の部屋にします。
 あなた達はこっちの部屋、それから船員には向こうの大きな部屋でいいかしら。」

「はぁ・・・」

当然ながら埃だらけのその部屋に、しばし呆然と佇む二人。

「じゃぁ私はダンジョンに行って来るから、ダヴィデはお掃除お願いね♪
 ドゥアルテは船から、水と食料を運んでおいてね♪」

「えぇっ、船長は片付けしないんですかい!?」

「・・・文句ある!?」

「・・・いぇ」

ドゥアルテを気迫で黙らせる。
だが掃除当番を仰せつかったダヴィデは、単純に頷く訳にもいかず、

「でも船長、掃除と言われても、箒も何もありませんが。」

と返してきた。

自活する以上、その辺の木を切ってきて束にして箒を作るくらいの才覚は欲しいところではあるが、

「仕方ないわね、ハイ」

と、ポーチから取り出してダヴィデに渡す。

「これは・・・ 清潔のデッキブラシ・・・ 」

「掃除と言ったらやっぱりコレでしょ? 甲板並みにピッカピカにお願いね~♪」

二人に手を振って、ダンジョンに向かっていった。

「「・・・トホホ~」」



何度か深層を回し、空腹を覚えたアテルイは、今朝決めた住まいへと戻った。
家の外には水の入ったタルがいくつか置いてある。
どうやらドゥアルテは、ちゃんと運び込んでくれたようだ。

「ただいま~。綺麗になったかな~?」

と、家の中を覗くと、確かに床は綺麗に磨かれていた。
ただ、どうやら甲板と同じく砂と水を撒いて磨いたようで、
部屋の中は少しザラザラ・ベタベタしている。

「お、おかえりなさいませ、船長。」

「ちゃんと掃除はしてくれたようね、感心感心♪」

雑巾がけくらいしてよ、と言いたいところではあるが、
ここは自分の部屋ではないので、まずは勤労を褒めてあげる。

そのまま自分の部屋へと進んだが、部屋に入るや否や、その足が止まった。
嫌な感触を足の裏に感じ、目を下に向ける。

・・・

「ダー! ヴィー! デー!」

「ギャー!!」

畳敷きの上から砂と水を撒き、さらにブラシで擦ったその部屋は、
朝よりも無残な姿を晒していた。


続きを読む >>
スポンサーサイト

テーマ:大航海時代Online - ジャンル:オンラインゲーム

駄文 | 00:49:31 | トラックバック(1) | コメント(4)
安土在住0日目
「船長、元気だしてくださいや」
今日も愛の兜の地図を見つける事ができず、肩を落とすアテルイの後ろから、ドゥアルテが話しかける。

「城のお宝で今日も積荷は満載です。ヨーロッパに戻れば、またひと財産稼げますよ。」
少しでも元気付けようと、ダヴィデも陽気に声をかけてくる。

確かにこのところ、造船の出費がかなり嵩んでしまい、懐事情は少し厳しい。
だが、ヨーロッパまでの長い長い航海の事を思い、アテルイは軽くため息をついた。


城を出たアテルイは、西の空に傾いた眩しい夕日に目を背けながら、
無言で目印のリボンをポーチから取り出す。

このまま船に戻ると船員の士気にも影響すると思ったドゥアルテは
アテルイの横に並ぶと、少し大げさな身振りで

「ほら、船長、見てくださいや。なんとも素晴らしい景色じゃないですか。」


遠く見える山並みは、茜色に染まる空とコントラストを描き、
大きな湖に映る夕日は、宝石のように絶えずキラキラと輝く。
城の中庭から見渡した景色は、確かに美しかった。

何度と無く通いつめた城。
いつの間にか、景色を眺めることも忘れてしまっていたらしい。
アテルイもその場に佇み、しばし恍惚とその景色を眺める。

その様子に、ドゥアルテはもう一押しと、少し饒舌に話しかける。

「今はこんなに荒れ果てちゃってますが、昔はこの立派な城から、
 王様は毎日こんな景色を眺めていたんでしょうね。
 船長もいつか、美しい景色を毎日眺められる、立派な城に住みましょうぜ。」


一介の船乗りが領主となって城を建てた例など、殆どない。
アテルイはそこで初めて、自分が気を使われている事に気づき、彼等に微笑みを返した。

その笑顔に調子を良くしたダヴィデも続く。

「いっそのこと、この城に住んでしまいましょうか。
 そうすれば毎日、散歩気分で探索したい放題で・・・ムググ」

その一言にドゥアルテは顔色をかえ、急いでダヴィデの口を塞ぐ。
が、どうやらそれは遅かったようだ。

「―――それ、いいね♪」


こうしてアテルイの安土アパルタメント計画は始まった。

続きを読む >>

テーマ:大航海時代Online - ジャンル:オンラインゲーム

駄文 | 16:48:06 | トラックバック(0) | コメント(1)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。